トップメッセージ
MESSAGE

長くまっすぐな道を
まっすぐに走り続ける
私は2006年から17年以上、保険会社に所属するファイナンシャルプランナー(FP)として、ただひたすら顧客の「リスク」と共に歩んできました。
「リスク」は一般的に「危険性」と同義で捉えられがちですが、金融工学や経営学上での本来の意味は”不確実性”、つまり”ブレ幅”のことです。
そして資産運用においては、長期投資こそが、相場や市場動向の「リスク」を凌駕し最もパフォーマンスの高い方法であることは、もはや常識となりました。これは世界で最も尊敬される投資家のウォーレン・バフェット氏などが実証し、金融庁が長年にわたって国民に発信してきた賜物です。
しかし金融商品販売の現場はいまだに旧態依然たる、手数料を得るための理論武装と短期売買の繰り返しに終始しています。そのため実際に資産運用をしている日本人の個人金融資産はほとんど増加していないのが実情です。
だから私は、ただひたすらまっすぐに、長期投資を当たり前の世の中にするために当社を立ち上げました。
長期投資を阻む最大の敵は、相場や市場動向を前にした心のブレです。これは、2002年にノーベル経済学賞を受賞したダニエルカーネマン氏が「ダニエルカーネマン 心理と経済を語る」で明らかにしています。長期投資が最も高効率な方法であることは明白であるにも関わらず、それができないのは、「その儲け話が、”自分の人生にとって守り抜くべき大切なもの”にとって必要なものか?」という問いに対するブレない答え(=価値観)に立ち返ることができないからです。
私たち国家資格保有者たるFP技能士(=ファイナンシャルプランナー)は、相場や市場の動向に合わせて具体的な金融商品をアドバイスする投資助言業者の立場ではなく、クライアントの長期的なライフプランを立て、その目的に合わせたポートフォリオ作りや家計の計画をサポートすることが仕事の本質です。
長期投資がリスクを減らし高効率であることは、火を見るより明らかです。そして定期的に価値観に立ち返り、心のブレとライフプランを軌道修正し続けることができれば、確実に長期投資を守り抜くことができます。
私はこれからもALEXとともに、長期投資が当たり前の世の中になるまで、FPとして長くまっすぐな道をまっすぐに走り続けていきます。
2024年3月1日
アレックス・フィナンシャル・アドバイザーズ株式会社 代表取締役 守屋誠