株式会社 鈴木法衣店 | 4代目経営者
経営者も、人生を持っていい。
それが会社を強くする。
-事業承継 × 人生設計 × 意思決定の再設計

この記事の主人公
- 鈴木 貴央さん(30代:4代目経営者)
- 業種:法衣・袈裟の製造販売
- 家族構成:ご夫婦+第一子(6歳)
- 背景:3年前に先代から事業承継。創業100年以上の老舗。
この記事は、こんな方におすすめです
- 事業承継を控えている「アトツギ」
- 会社を優先し続けてきた経営者
- 家族の責任を”いつか”と後回しにしている方
- 決断に迷い続けているリーダー
※ 実際のお客様へのインタビューをもとに構成しています。

会社のことばかり考えていました
「悩んでいたというより、
そもそも自分の人生を後回しにしていたんです。」
鈴木さんはそう振り返ります。
3年前に4代目として会社を背負い、
社員や取引先を守る責任を負う立場に。
当然、思考のリソースは会社に全振り。
住宅購入も、資産形成も、
「そのうち」と後回しになっていました。

まず整理したのは、
お金ではなく価値観でした
面談で最初に行ったのは、
お金の話ではありません。
どんな家庭で育ったのか。
親から何を受け継いできたのか。
息子にどんな背中を見せたいのか。
何歳まで、どんな働き方をしたいのか。
「自分の価値観をここまで整理したのは初めてでした。」
その対話を通じて見えてきたのは、
“会社のために生きる”のではなく、
“自分の人生を生きる経営者であること”。
人生のキャッシュフローを、
初めて見た
会社の数字は毎日見てきた。
でも、自分の人生のキャッシュフローは見たことがなかった。
ライフプランで、
- 教育費
- 子供の結婚
- 住宅
- 車
- 事業承継のタイミング
- 資産推移
を一枚で可視化。
「全体像が見えた瞬間、ホッとしました。
むやみに貯めなくていい。
必要なときに、必要な額があればいい。」
一般論ではなく、
自分の価値観に基づいた数字。
だから腹落ちした。
🔺 Before|相談前
- 会社を優先し続ける日々。
- 自分の人生は後回ししつつももやもや。
- 奥様の住宅購入希望もいつからか会話から消えていた。
- 役員報酬や会社の保険も設計思想が曖昧。
- 意思決定は、その都度迷いながら。

🔻 After|相談後
- 人生全体を可視化し、経営の時間軸が明確に。
- もやもやがなくなり、迷いなく経営に集中できるように。
- 奥様と対話し、子供の教育を軸にした住宅を購入。
- 家族の将来と会社のビジョンに合わせて設計。
- 意思決定の迷いや後悔がなくなった。
整理されたから、決断できた
その後の意思決定は速かった。
- 法人保険の再設計
- 住宅購入の決断
- 株式整理
- 新規事業への投資
住宅購入では、
信頼できる不動産担当者を紹介し、
実際に現地にも同行。
もともと住宅購入を希望していた奥様とも直接対話を重ねながら、
数字と感情の両面を整えていきました。
「一人で決めていたら、きっと踏み切れなかった。」
意思決定コストが下がった
鈴木さんの言葉で、印象的だったのはこれです。
「意思決定コストが、めちゃくちゃ下がりました。」
つまり、
「悩む時間」が減った。
局所的な判断ではなく、
人生全体を通した判断に変わった。
迷いが減った。
だから、動ける。
経営にさらに集中できるように
何かが劇的に変わったわけではありません。
でも、確実に“迷い”が減った。
以前は、
会社の判断をするとき、
頭のどこかで家族の不安がよぎっていた。
今は違います。
守るべきものが明確になったからこそ、
腹を括って決められる。
結果として、
経営に向き合う集中度は、
以前とは比べものにならないほど高まりました。
そして経営への覚悟はさらに深まりました。
「息子に会社をどう見せたいかを考えたとき、
残された時間は意外と少ないと気づいたんです。」
そこから、
- AI研修の導入
- 新規事業の立ち上げ
スピードが一段上がった。
人生と会社は、別物ではなかった。

「アトツギ」にこそ、勧めたい
最後に、どんな人に勧めたいかを聞くと、
少し考えてからこう言いました。
「…アトツギですね。」
会社を背負う人ほど、
自分の人生を後回しにしている。
でも、
「経営者も、人生を持っていい。」
それが、結果的に会社を強くする。
🌱 鈴木さんから、皆さんへ一言。
― 「経営者も、人生を持っていい」 ―
正直に言うと、
僕はずっと「会社が先」でした。
4代目として会社を継ぐ立場になってからは、
自然と、自分のことよりも会社のことを考える時間のほうが圧倒的に多かった。
社員のこと。
取引先のこと。
お客様のこと。
「自分の人生」という言葉を、
どこかで後回しにしていた気がします。
経営者という立場は、
自分の感情よりも責任を優先するものだと思っていました。
だから、住宅購入も資産形成も、
「そのうち落ち着いたら」と先送りにしてきました。
でも、人生全体を整理してみて、
はじめて気づいたことがあります。
会社のために生きることと、
自分の人生を持つことは、
対立しないということ。
むしろ、
自分の人生の軸が見えたことで、
会社への覚悟がより明確になりました。
意思決定が軽くなったのは、
お金の設計が整ったからだけではありません。
「自分はどう生きたいのか」が
言葉になったからだと思っています。
もし今、
会社のことばかり考えていて、
自分の人生を後回しにしているなら、、、
一度だけ、立ち止まってみてほしいですね
「経営者も、人生を持っていい。」
それはわがままではなく、
結果的に会社を強くする選択だと、
今ならはっきり言えます。
守るものが明確になると、
迷いは減ります。
まずは、
今の状況を一度整理してみませんか。
▶︎ ときどき立ち止まって整理したい方へ
▶︎ いま具体的に整理したい方へ
※ 売り込みや契約を前提とした相談ではありません
✨編集後記
鈴木さんとの対話で、改めて感じたことがあります。
経営者は、本当に忙しい。
そして多くの方が、自分の人生を後回しにしています。
会社のことを考えない日はないのに、
自分の人生を通したキャッシュフローを見たことがない。
けれど実は、
自分の人生が整理されると、経営は加速します。
鈴木さんが変わったのは、
保険を見直したからでも、家を買ったからでもありません。
「自分の軸」を言語化したからです。
その軸ができたことで、
意思決定のコストが下がり、
経営のスピードが上がりました。
私は商品を売ることよりも、
その人の人生が前に進む瞬間に立ち会うことのほうが好きです。
経営も、人生も、資産も。
すべては同じ一本の線の上にあります。
迷っている方は、
まずはその線を一緒に描くところから始めてみませんか。
ALEX
守屋

